TCP セグメンテーション オフロード (TSO) と Large Receive Offload (LRO)
◆TCP セグメンテーション オフロード (TSO)
TSO が有効になっていると、NICは大きなデータチャンクをTCPセグメントとして分割します。
OSでプロトコル処理するのをやめて、NICで処理する機能になります。
TCP/IP ネットワーク操作の CPU オーバーヘッドが小さくなり、ESXi ホストのパフォーマンスが向上するというメリットがあります。
デフォルトでTSO は、VMXNET2およびVXMNET ネットワークアダプタ上のWindows仮想マシンで有効になっています。
OS上で無効化することも可能です。
◆Large Receive Offload (LRO)
NICが受信したTCPパケットを結合し、大きなパケットにしてからOSへ渡します。
セグメンテーションされたTCPパケットの構築をNICにやらせる機能になります。
TCP/IP ネットワーク操作の CPU オーバーヘッドが小さくなり、ESXi ホストのパフォーマンスが向上するというメリットがあります。