ESXiのNICチーミング設定
◆ロードバランシングポリシー
発信元の仮想ポート ID に基いたルート
・デフォルトで使用されるロードバランシングポリシー
・1仮想 NIC 及び 1 VMkernel ポートは1つのVMNIC(物理 NIC)のみを使用
・NIC のリンクがダウンした場合、仮想 NIC と VMkernel ポートは、残りのアップしているNIC に再度割り当てられ、MAC アドレステーブルが更新されるよう、ホストが物理スイッチに通知
・1つの仮想 NIC が、1つの物理 NIC 以上の帯域幅を使用することができない
IP ハッシュに基いたルート
・パケット毎に送信元と送信先の IP アドレスを取り、それをもとに数学的計算を実行
・ロードバランシングが送信元・送信先の IP アドレスをベースに行われるため、1つの仮想マシンであっても複数の IP アドレスと通信している場合は、チーム内のすべてのネットワークアダプタに負荷が分散され、帯域幅を効率よく使用できる
・対向のスイッチのポートは EtherChannel ("アグリゲーションボンド"、"ポートチャネル"、"トランク"と呼ばれることもあります)でまとめておく必要がある
発信元MACハッシュに基づいたポート
・仮想マシンの MAC アドレスに基づいて、仮想マシンのアップリンクを選択
・MAC アドレスは固定されているため、仮想マシンでは同じアップリンクが使用される
IP ハッシュのロードバランシングポリシーについて (2006129)