VMFS6
◆VMFS6
vSphere6.5の新しいファイルシステムです。
SFB(Small File Block)とLFB(Large File Block)という2つの新しいブロックサイズが導入されています。
SFBのサイズは、1MBのSFBサイズです。LFBサイズは512MBに設定されています。
①容量の再利用が可能です。非同期の自動再利用ができます。(UNMAP)
VMFS5 データストアでも空き容量の手動再利用は可能です。
esxcli storage vmfs unmap コマンドを使用して、容量を手動で再利用できます。
コマンドを使用する場合は、多数のマッピング解除要求が一度に送信される可能性があることに注意してください。このアクションにより、操作中に一部のリソースがロックされる場合があります。
◆自動再利用設定
データストアのパーティション設定 ページで、容量再利用のパラメータを指定します。
② 4K Native (4Kn) ドライブをサポートしています。
HDDの記録領域はセクタで分割されており、HDDが大容量化(高密度化)すると、セクタ数が増える。セクタとセクタの間には非記録領域が存在するため、セクタ数が多いほどこのロスが大きくなる。
磁気ディスク(プラッタ)は、セクタ(ディスクセクタ)と呼ばれるブロックの記録領域で区画されています。これが、ディスクに記録する 最小記録単位になります。HDDは長らく、「1セクタに512バイトの容量」でした。
512E・・物理では4Kセクタであるが、エミュレーションを行うことでOSからは論理上512KB(512セクタ)として使うことができる。ネイティブの4Kセクタへ完全移行するまでの中間的存在。
4K・・最小単位が512セクタ製品の8倍であり、4096バイト(4KB)。略して4Kセクタ
VMFS 6 データストアへの VMFS 5 データストアの移行 (2147824)