vSphere Network I/O Control
vSphere Network I/O Control
◆Network I/O Controlとは
ネットワーク IO コントロール ( 以下 NIOC ) とは、物理 NIC のトラフィックが輻輳している時に、優先的に送出するトラフィックの種類を設定できる機能です。
優先して帯域を利用できるトラフィックや仮想マシンを指定することができます。
◆ライセンス
・Enterprise Plusライセンスが必須
・vSphere Distributed Switch (vDS) が必須
◆バージョン2とバージョン3
Network I/O Control バージョン 2 では、物理アダプタ レベルで、仮想マシンへのバンド幅割り当てを構成します。
バージョン 3 では、Distributed Switch 全体のレベルで仮想マシンへのバンド幅割り当てを設定できます。複数の種類のトラフィックが共通のリソースを使用する場合に、競合する問題を解決したバージョンになります。
Distributed Switch をアップグレードすると、Network I/O Control もバージョン 3 にアップグレードされます。
◆Network I/O Control の バージョン2の機能
CoS のタグ付け
ユーザー定義のネットワーク リソース プール
vSphere Distributed Switch のバージョン→5.1.0/5.5.0
◆Network I/O Control の バージョン3の機能
ネットワーク リソース予約
帯域幅保証
vSphere Distributed Switch のバージョン→6.0.0