【NUTANIX】DISKの概念
NUTANIX×AHVを構築することになったので、
その時少し調べたメモです。
概要編になります。
運用編はもう少し色々知れたら記載しようかな。
◼︎ストレージの概念
Nutanixでは分散ストレージファブリック
分散ストレージファブリック・・複数のノードから参照可能な共有ストレージ
zookeeperによる設定データの同期
cassandraによるデータの分散管理がされます
SSDとHDDのディスクを混在して使用されます。
ストレージを「StoragePool」「Container」「vDisk」という3つの構造で管理しています。
1.StoragePool
主な役割: 物理デバイスのグループ
説明: ストレージ プールは、クラスタのPCIe SSD、SSD、HDDデバイスを含む物理ストレージ デバイスのグループです。ストレージ プールは、複数のNutanixノードにまたがることができ、クラスタの拡大に合わせ拡張することができます。ほとんどの構成で単一のストレージ プールが使用されます。ここにディスクを追加する
2.コンテナ
今回は、バックアップ配置、ISO 配置用、VM 配置用として 2つ作成
◼︎冗長化
レプリケーションファクタ(RF) を設定します。いわゆるRAIDとは異なりますが、RAIDに代わる冗長化の概念です。
RF=2の場合、データのコピーが常に2つもたれます。1ノード障害に耐えます。
RF=3の場合、クラスタにデータのコピーが3つ保持され、2ヶ所で同時に障害 が発生した場合でも回復を図ります。
◼︎重複排除
コ ン テ ン ツ キ ャ ッ シ ュ( S S D と メ モ リ )に あ る 重 複 デ ー タ を 削 除 し 、
ア プ リ ケ ー シ ョ ン の ワ ー キ ン グ セ ッ ト を 縮 小 化
包 括 的 な ポストプロセスによるMapReduceの重複排除機能によって、キャパシティ層に存 在する反復データを減らします。
➡︎クラスタのストレージキャパシティ効率を向上
➡︎vDiskの単位で容易に設定および管理
◼︎パフォーマンス
データローカリティ という機能が備わっています。ここらへんの概念は大きくVMwareなんかとは違うところですね。
データをローカルに維持するこ とで常にローカルにアクセスさせることでパフォーマンスを最適化します。また、ノード間のIOを少なくすることでネットワークの負荷を最小限にします。
CVMコントローラ下のローカルスト レージに優先的にストアします。
vMotionまたはライブマイグレーションによってVM が特定ノードから他のノードに移動(あるいはHA事象が発生)すると、移動したVMの データは、Readパターンに応じてバックグランドでVMと共に自動的に移動する事で、データローカリティを実現しています。
◼︎自動ディスクバランシング
◼︎VMフラッシュモード
特定のVMやvDiskをクラスタのSSD層に固定する事ができます。