StorageI/Oコントロール（SIOC） - エンジニア女子ぶろぐ

◆ストレージ I/O コントロール ( SIOC )

特定のマシンが、ディスクI/O が集中し、レイテンシが大きくなった場合、優先的に I/O を行う仮想マシンを設定できる機能です。

ストレージの資源管理の機能となります。

ディスクI/Oに関する資源の取り合いが発生したとき、事前に定義しておいた一定の比率でバランスされるようI/O制御が行われます。

◆ポイントは以下

・rawデバイスマッピングはサポートされない

・エンタープライズプラスライセンスの機能です。

・vsphere4.1以降の機能

・複数のエクステントを持つデータストアはサポートされない

◆設定

1.データストアへ設定

SIOC機能の有効化・無効化はデータストア単位で設定する。データストアのプロパティ管理画面を開くとStorage I/O Controlを設定することができる。

2.仮想マシンのディスクへ設定

仮想ディスク単位で設定することができます。仮想マシンのプロパティより「リソース」タブを選択すると、ディスクに関するリソース割り当てを設定する箇所が現れます。ここで対象となる仮想ディスクを選択し、「シェア値」を設定することができます。

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