エンジニア女子ぶろぐ

知った事をちょいちょい、のんびり記載します

ストレージ パフォーマンス調査

ディスクI/O遅延を調査するとき、ディスクI/O遅延を調査するとき、ESXiにSSHログインし、「esxtop」を打つことで解析ができます。

 

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◆CMDS/s

1秒あたりのコマンドの合計量で、IOPS(1秒あたりのI/O処理数)および、監視対象のデバイスまたは仮想マシン間で送受信される SCSI予約、ロック、ベンダー文字列要求、Unit Attention コマンドなど、その他のSCSIコマンドが含まれます。

多くの場合は CMDS/s = IOPS 多くのメタデータ操作がある場合に限る(SCSI 予約など)

 

◆DAVG/cmd

ESXi自身のドライバからストレージアクセスまでの待ち時間です。デバイスに送信されるコマンドごとの平均応答時間(ミリ秒)です。

参考基準値:20~50ms

 

◆KAVG/cmd

ハイパーバイザーで遅延が発生している。 コマンドがVMkernelにかかった合計時間です。

参考基準値:5ms 

 

◆GAVG/cmd

ゲスト OS で認識される応答時間です。

この数字は次の式で計算されます

DAVG + KAVG = GAVG

 

esxtop を使用した ESX / ESXi (複数バージョン)のストレージ パフォーマンス問題の特定 (1008205)

VMware Knowledge Base

 

esxtop を実行すると異常な DAVG/cmd 値や KAVG/cmd 値が表示される (2096171)

VMware Knowledge Base